付録付録A ・ 読むのにかかる時間 約5分

詰まった​とき辞書

エラー文の意味と、その直し方

エラーの​文面は、​たいてい英語です。
でも、​意味が​分かってしまえば​怖く​ありません。
ここに​出てくる​ものは、​この​教科書を​作る​過程で実際に​僕が​踏んだ​ものが中心です。

この付録の使い方

  • 詰まったら、まず画面に出ている英語をこのページで探す
  • 無ければ、そのエラー文をそのままClaude Codeに貼って聞く
  • 「何をしていて、何が起きて、何を期待していたか」を添えると、解決が早い
この章の内容(5節)
  1. まず覚えてほしい、たった1つのこと
  2. 公開・ログインまわり
  3. R2まわり
  4. 表示まわり
  5. どうしても分からないとき

まず​覚えて​ほしい、​たった​1つの​こと

エラーが​出た​ときに​やるべきことは、その​文面を​コピーして、​そのまま​AIに​貼る​ことです。
要約しないでください。
省略もしないでください。
人間には​意味不明な​英語でも、​AIには​十分な​手が​かりです。

詰まったときの万能プロンプト

次のエラーが出ました。原因を調べて、直してください。 (ここにエラー文をそのまま貼る) ・私がやろうとしていたこと:(例:画像をR2に保存しようとした) ・期待していた結果:(例:管理画面に画像が増える) ・実際に起きたこと:(例:成功と出るのに増えていない) 直したあと、なぜそうなっていたのかを、専門用語を使わずに説明してください。

公開・ログインまわり

エラー文と対処

Not logged in / Authentication error
Cloudflareへの​ログインが​切れています。
ログインし直せば​直ります。
しばらく​使っていないと​期限が​切れる​ことがあります。
A worker with this name already exists
同じ​名前の​ものが、​すでに​あなたの​アカウントに​あります。
名前を​変えるか、​既存の​ものを​上書きするかを​選びます。
command not found: node
が​入っていません。
エラーと​いうより​「まだ​無い」と​いう​報告です。
第4章に​戻って​入れてください。
404 Not Found(公開したのに)
公開した​フォルダの​中に​ index.html が​無いか、​フォルダの​指定が​ずれています。

R2まわり

エラー文と対処

Resource location: local
エラーではないのに、​一番​厄介な​ものです。
本物のではなく、​パソコンの​中の​練習用の​場所に​保存されています。
「本物のR2()に​保存してください」と​伝え直してください。
TypeError: env.BUCKET is undefined
Workerに​「この​倉庫を​使っていい」と​いう​権限​()が​渡っていません。
設定ファイルを​確認し、​直した​あとに​公開し直す必要が​あります。
A bucket with this name already exists
その名は​使用済みです。
別の​名前に​して、​設定ファイル側の​名前も​揃えてください。
The specified key does not exist
その​キーの​ファイルが​ありません。
キーは​1文字違うだけで​別物です。
一覧を​出して​見比べるのが​確実です。

表示まわり

症状と対処

画像が表示されず、ダウンロードが始まる
(種類の​札)が​付いていません。
保存時か、​返すときの​どちらかが​抜けています。
直したのに、古い内容が表示され続ける
です。
強制的に​再読み込みするか、​シークレットウィンドウで​確認してください。
それでも​古い​場合は、​公開​その​ものが​できていない​可能性が​あります。
日本語が「?」や記号に化ける
文字の​種類の​指定が​抜けています。
「文字コードの​指定​(UTF-8)を​入れてください」と​伝えれば​直ります。
パソコンでは見えるのに、スマホで見えない
の​URLを​見ている​可能性が​あります。
localhostは​自分の​パソコンの​中だけの​アドレスです。
公開後の​URLで​確認してください。

どうしても​分からない​とき

3回試して​直らなかったら、​いったん手を​止めて、​こう​頼んでください。

行き詰まったときのプロンプト

同じ問題が3回直りません。いったん切り分けたいです。 いまの状態を調べて、次を教えてください。 1. どこまでは正しく動いていて、どこから動いていないのか 2. 原因の候補を、可能性の高い順に3つ 3. それぞれを確かめるための、一番簡単な方法 まだ直さなくていいので、切り分けだけ先にお願いします。

直そうとする​前に​切り分ける。
これは​人間の​エンジニアが​やっている​ことと​同じです。
急が​ば​回れが、​結局は​一番​速いです。